「わたしはね、こどもには、高校生で必ずホームステイさせたいの」
妻が口癖のように言うのを何度も聞いている。
どうも僕は洗脳されてしまったようだ。
いつの間にか、娘のホームステイに同意していた。
しかし、娘をホームステイさせるにしても、妻がホームステイしたのは30年以上前であり、情報が古すぎる。
やはりここは僕の出番で、安全で楽しく、娘の為になる「HAPPYホームステイ」をプレゼントするために、調べて実施したことをまとめました。
目次
- どういったプランにする?
- 航空券はどうする?
- 海外で使うお金はどうする?
- スマホはどうする?
- 電源プラグや変圧器は必要か?
- 持ち物は(日常品)どこまで持っていくのか?
- おみやげはもっていくのか?
- パスポートは常に携帯するのか?
- まとめ
どういったプランにする?
最近では、学校側が数十人単位のホームステイを計画している。娘の高校にもあった。
学校主催のホームステイのメリットは、なんといっても安心である。先生が付き添い、航空機チケットの心配はしなくていいし、ホームスティ先でのトラブル等も対応してくれる。
これを利用するのが、楽だし、安心できるが、
子供にとって、一番為になるのは、周りに日本人がいない環境で、自分ひとりで考え、行動し対応していくことだと思う。
ということで、
学校主催のものではなく、またよくあるホームステイをして語学学校に通うといったものでもなく(周りに日本人がいるので)、少し割高であるがホームステイ先で個別授業を行うというものにした。
英語レベルや治安といったことを考慮し、カナダ9日間の教師宅でのホームステイを選択した。
(娘は1年前にひとりで国内旅行をしており、ひとりでの行動に自信があるようだった。本当に大丈夫なのかはとても心配ですが・・)
航空券はどうする?
ホームステイを申し込んだところに、航空券もお願いすることができたが、高い(手数料も取られる)。安くしたかったので、ネットで格安航空券を手に入れた。(6割以下で購入)
格安航空券で安く行けることになったが、万一、行けなくなった場合は、キャンセルできず、全額戻ってこない。
格安航空券と言っても安くはないので、旅行キャンセル保険、旅行変更費用特約の加入を検討した。(旅行キャンセル保険は、想定されるキャンセルのほぼ全てをカバーしており、5千~6千円で20万円補償される。旅行変更費用特約は、数百円で20万円だが、補償となるキャンセル内容は限定される。)
海外で使うお金はどうする?
お金はどれだけもっていくのか?現金?カード?
ホームステイの場合は、食事はついているので、おみやげを買う程度のお小遣いが必要となる。
高額な現金を持つことは、逆にリスクがあると思われるので、少額の現金とVISAプリペイドカード(高校生はクレジットカードは作れないため)とした。現金は外貨宅配サービスを利用した。こちらを参照
プリペイドカードへの入金は、日本からできるので、金額が不足した時に対応できる。万が一の紛失に備え、2種類のカードを用意し、1枚のみを携帯し使用するようにしてもらった。(娘は、忘れ物の女王と呼ばれていたので、念入りに準備した。)
プリペイドカードは、現地での現金引出しやVISA加盟店でのショッピングができるので、絶対持っていくべきだと思う。
日本から入金した際に反映されるまでの時間が最短1時間である、MONEYT グローバルのカード(手数料は5%、日本で使えない、IC付き)と、たまたま、1万円入金で千円プレゼントのキャンペーンをしていた、ネオ・マネーカード(手数料は4%、日本で使える、磁気テープのみ)を持たせた。
とちらも使用のたびにメールが来るし、Web上で使用停止・再開ができる。
両方ともVISAにしたが、一枚はマスターカードにしたほうがよかったかもしれない。
スマホはどうする?
スマホは必需品である。
写真撮影、家族との連絡やプリペイド会社へ残金確認や使用停止・使用再開に必要である。
そのためにはネットと繋がる必要があるが、日本の携帯電話会社を使用すると割高になるので、現地で使えるポケットWiFiを選んだ。(お得であった。)
メール、LINE、写真送付等であれば、一番格安な3Gで300M程度で十分である。空港で受け渡し・返却ができ、口コミも良かったグローバルWifiと契約した。紛失等の補償付き(100%)で約3900円/9日間、補償なしで990円/9日間であった。(格安でした。)
電源プラグや変圧器は必要か?
電源プラグは、カナダで日本のものが使用できるので、必要なし。
スマホ充電器は、100vから240v対応となっており、変圧器は必要なし。(カナダは110~120V)
日本の家電を持っていくなら変圧器が必要となる。
持ち物は(日常品)どこまで持っていくのか?
基準としては、日用生活で使う消耗品で、家族で共有して使う物は持っていく必要が無く、個人で占有して使う物は持っていく必要がある。(具体的に歯ブラシ、シャンプ・ボディソープ等は必要)まあ、借りれなくて、どうしても必要なものがあれば、買うしかないと思われる。
おみやげはもっていくのか?
持っていかなくてもいいとの情報もあったが、話のネタになるので準備しました。
最新の便利グッズが良いとのこと(過去の人のおみやげと被らない)。衣類圧縮袋や文房具。(ビックリされるらしい)
あとは、日本語で書かれたものが喜ばれるとか。
サランラップ。(奥さんに喜ばれるらしい。日本のラップは優秀とのこと。)
パスポートは常に携帯するのか?
パスポートを持ち歩く、コピーを持ち歩く、どちらの情報もあった。
ホームステイ中にパスポートを確認されることはない、ようなので、パスポートは安全なところに保管し、コピーを携帯することにした。(コピーがあれば、万一、パスポートを紛失した場合に、再発行がスムースになるらしい。)
まとめ
「可愛い子には旅をさせろ」であり、周りに知り合いがいては、せっかくの経験が半減してしまう。今回のホームステイは、子供にとって、貴重な経験となるのは間違いないと思う。(彼女がどう変わるか楽しみである。)
この文章を書いている数日後に娘はカナダから帰ってくるが、カナダでの生活は、リタイヤした語学教師の家で、一対一で勉強したり、いろいろな所に連れて行ってもらい、楽しく過ごしているとのこと。
おすすめである。子供にも孫にも薦めたいと思う。(孫はいませんが・・)