2006年10月
「ねぇ、子供がピアノ教室で使っている本、何冊もあるんだけど、置き場なくて、本棚つくってよ!」と妻から命令が下った。
幼稚園の娘から「パパ、すっごーい、すっごーい」と言ってもらうために・・、
機能的でピッタリで、ちょっとしたインテリア性もある収納(本棚)を目指し、DIYすることにした。
目次
- ピッタリの設計
- 製作
- まとめ
ピッタリの設計
既製品であれば1万円くらいで、立派な本棚が買えるが、
ピアノの高さにピッタリ合わせたいし、移動ができるように、ちょっと見栄えもする・・・と いろいろ考えて設計したイメージ図がこれです。
木材は軽く、加工の容易なファルカタ集成材(厚さ13mm)を選定し、キャスタは高さが低く、自在に曲がれ、防振性および耐久性があるゴム材を使用したものとした。室内使用なので無塗装、背板はベニヤ板、天板は別の本棚を作った際に余ったパイン集成材とした。
コスト的には合計3000円台で済みそうである。
(概算内訳)
・ファルカタ集成材:1800円
・キャスタ:400円
・ベニヤ板:300円
・パイン集成材:1200円位
・釘、木ねじ、ダボ材(丸棒)
製作
木材の厚さが13mmと薄いため、木ねじや釘を使用する時に真っ直ぐ入るように気を使った。見た目を良くするため、木ねじの頭が見えないようにダボ錐で穴をあけ、仕上げに丸棒で蓋をした。
また天板は角をトリマー加工し、しゃれた感じになるように角を落とした。
製作途中のものです。まだ、穴が見えてます。
完成後、本等を少し入れてみました。
木材の厚みが13mmと薄いので強度的どうかと心配してましたが、その後の使用でも全く問題はないです。
まとめ
「あら、いい感じになったじゃない、こんなのがほしかったの。」と、妻はご満悦。娘も大喜び。
ピアノの下に、本当にピッタリで、スムースに移動ができ、洒落た感じのオリジナルな本棚が、コスト的にも安く作れた。
おすすめ 高
これを機に家族からの要求が高くなっていくのであった・・・。