2010年10月
約2年の歳月をかけ石窯は完成したが、雨ざらしとなってしまうため、屋根を作る必要があった。
当初は木材と波板で屋根をと考えていたが、見栄えが良くない。
玄関先から見えるので、オシャレにならないかと思っていたところ、
ネット等で、いいものを見つけた。それが、イレクター。
イレクターはパイプを使い簡単にDIYができる。(イレクターにはこの後お世話になり,階段の柵、棚、服掛け、ぶら下がり健康器等をつくっている)
イレクターと波板を使い、おしゃれな屋根(カバー)をつくることができたので紹介します。(合せてかわいい蓋なども紹介します)
目次
- こんな使い方していいの?
- ぴったりでかわいい!
- まとめ
こんな使い方していいの?
イレクターを柱の代わりにすることを最初は考えたが、
イレクターにはアーチ状の曲がったパイプがあり、その形状に沿って屋根ができれば、おしゃれで見栄えのするものになると思い、これに沿って曲がる波板を探した。
大型のホームセンターで探したが、まず屋外での使用に長期間耐えれるものとして、ポリカ波板を選択し、あとは曲げやすさ(メーカーによって違う)を確認し購入した。(波板は表裏(太陽光を受ける面)があるものがある。)
正直なところ、「大丈夫かいな・・・」「すぐ割れてまうんやないか・・・」「紐が切れたりしてやばいんちゃうか・・・」と思いながら、施工した。
具体的なやり方は、イレクターに紐を結び、紐とイレクターの間にポリカ波板を置き、紐を引っ張りながら、ポリカ波板をアーチ状にした。
当初、心配していたことは、8年が過ぎても、特に問題となっていない。(紐は耐候性があり藻が付きにくいものを選定した)(自己責任でお願いします。)
完成後の写真(5年後)
風で飛んでいかないように、
イレクターで石窯(パッくん)の前後を挟み固定している。
ぴったりでかわいい!
思い入れがあるものに、豚の鼻のような石窯の蓋がある。
石窯のアーチ状の入口に合せて蓋を作る必要があり、耐火モルタルをこねて、型枠(石窯のアーチ状の入口を作る際に使ったもの)に流し込み、型をとった。乾いたら小さくなったので、適当に継ぎ足しをし、大体の大きさを合わせ、乾燥させ、その後石窯で焼いた。(後から削れるので少し大き目で良い)
製作中には、郵便配達の人とかに「これなんですか?」と何回か質問された。あまりのかわいさに?、みな気になるらしい。
手作り感があり、見た目もよく、ぴったりにできるので、おすすめです。
完成後の写真(8年後)
その時の子供の手形(特に意味はない)
あと、石窯の加熱状態を把握するための温度計(熱電対)を挿入する箇所を石窯製作の際に作っているので、その写真を参考に添付しておきます。
棒を取り外し、熱電対を挿入します。
まとめ
オリジナルなものを、おしゃれに、そして楽しく製作することできた。アイディアを参考としていただければと。
おすすめ 中 (コスト的にも市販品を買うよりは安いと思う。(ぴったりの市販品はないだろうが))
屋根(カバー)と蓋はどちらも見栄えがよく、石窯にマッチし一体感があり、とっても気に入っている。