2018年3月
引っ越し先の部屋に合わせて、幅を変えれる棚(ラック)がほしいと家族からの要求があった。(本を置きたいらしい)
DIY歴10数年の僕としても、久しぶりの面白い課題であり、お父さんの株をあげるチャンスだと思った。
棚を作る際に考えたことを中心に記事にしていきます。参考にしてみてください。
目次
- 設計
- 製作
- まとめ
設計
今回は、あまり手間をかけず、コストを抑えながら、しかし本格的な棚(ラック)となるように設計した。
- 材料は、引っ越しを考え、軽い材質のもの
- 棚台は、取外しや追加ができる構造(一部)
- 全体の高さは、重さや地震対策の有無を考慮
- 大きなサイズの本も収納できるもの
- 見た目がおしゃれで本格的なもの
- 市販されている板の大きさで製作
設計図(イメージ図)
伸縮可能な(幅を変えられる)構造としてはよくある感じのものだと思います。
板は加工が容易で軽い桐材とした(近くのホームセンターでは曲がりや傷があったのでネットで注文した)
桐集成材
厚み18mm幅300mm長さ1200mm×2
厚み18mm幅300mm長さ600mm×5+α
厚み18mm幅50mm長さ1200mm×4
本を置くので、厚めの18mmにした
棚の追加用に取外しができる金属製ダボを使用
棚ダボ
SS-318型 Φ9.5穴用SS-318W(メス)
SS-318型 Φ9.5穴用SS-318M(オス)
その他は木ねじ(木割れしにくいもの)、木ねじを隠すための丸棒が必要。
10㎜を購入
製作
ネットで手配した桐材は、きれいで傷ひとつなく良いものでした。(同封された注意書きには、吸湿しやすく反りがでる場合があるとのこと)
必要な工具としては、木ねじ用のダボ錐(Φ10)、棚ダボ用にドリル、電動ドライバーまたはインパクトドライバー、丸棒を切るためのノコギリ(アサリなし)、やすりがけ用のサンドペパーまたは電気サンダー等が必要である。(やすりがけは、本当は最初にやるべきだが、今回は仕上げに実施。やすりがけをすると見た目が良いし、触った感触が全然違う)
問題なく進みました。
完成写真(追加の棚はつけていない)
(写真は幅を最大に広げたものと最小のもの、実際は途中の幅で使用)
この後収納するものの高さに合わせ、必要なところに棚を追加しました。
収納用の箱を入れるのもいいし、右下側はフックや吊り棒を付けて、バックを引っ掛けたり、高さのあるものを置いてもいいと思う。
まとめ
桐材は吸湿で板に反りがでたり、傷がつきやすかったり、価格もそれなりの値段。材料代として1万数千円は掛かってしまった。もっと安い材質のものもあるので、次回作ることになったら、大きめの安い板をホームセンターでカットして作ろうかと思っている。
おすすめ 高(ただもう少し安くできる)、軽いし使い勝手はいい。
完成後、家族の第一声は「いいんじゃない」。なんか上から目線。これぐらい作ってあたりまえ?の反応。お父さんの株が上がったかは微妙なところ・・・。まあ、楽しく、納得出来る仕上りとなったので、良しとするか。